キャッシュカードとクレジットカード
キャッシュカード、すなわち消費者金融で発行したカードと、クレジットカード、すなわち信販会社で発行したカードの違いをご説明します。ざっくりと説明してしまうと、クレジットカードは「お買い物をツケ払いで済ます」ことをいい、キャッシュカードのキャッシングは「お金を借りる」ことを言います。
【クレジットカード(信販会社)】
クレジットカードには、買い物をツケ払い出来るショッピング枠と、お金を借りるキャッシング枠の2つの機能が付いてます。その他にも使うとポイントが貯まったり、旅行傷害保険など色々な特典が付いてます。一つのカードで色々なことが出来るマルチカードです。
ただ、キャッシング枠というは消費者金融のキャッシュカードに比べるとかなり少額に設定されてます。大体10万くらいが相場でしょう。最近ではキャッシング枠を付けないクレジットカード会社もあります。私の知る限りでは確かトヨタのTS3カードと、JRカードが付いてなかったと思います。
【キャッシュカード(消費者金融)】
キャッシュカードは、クレジットカードのキャッシング枠の機能と同じですが、利用出来る金額が全然違います。大体50万円くらいが相場でしょうか。キャッシングの機能に特化したカードですので、主にキャッシングの機能しか付いてません。
消費者金融というと、以前は独立系の金融会社ばかりでしたが、最近は金融再編などにより銀行の傘下に入ったり、銀行が新たに消費者金融会社を設立したり、或いは流通系や通販会社が新規参入したりと、消費者金融業界を取り巻く環境も様変わりしました。
というのも、2010年6月に総量規制が実施されてから、消費者金融からの借り入れは年収の1/3までに制限されてしまったらです。銀行からの借り入れは総量規制対象外なので、年収の制限はなくなるのです。
このブログでは、銀行系キャッシングを中心にご紹介しております。
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多目的に活用したいなら「クレジットカード」を、まとまったお金を借りたいのなら「キャッシングカード」をお選びになるのが良いと思います。
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